2006年10月16日

●どんな特徴だろう?

狩猟用落とし穴と判断 春来山城ケ山跡の縦穴 新温泉町(神戸新聞・但馬版)
南北朝時代に起源があるとされる新温泉町春来地区の「春来山城ケ山跡」で十四日、地元住民や市民グループが、城跡内に残されている縦に掘られた穴を調べた。これまで使途不明とされてきたが、調査に同行した八鹿高校教諭で但馬の遺跡に詳しい西尾孝昌さん(61)により、築城より後の時代に作られた狩猟用の落とし穴と判断された。

遺構の調査は非常に難しい。縄張り研究も主観が入るわけで、どこまで客観性を持たせられるかということになる。縄張り研究における主観と客観という扱いは、夏の全国城郭研究者セミナーでちょっとした議論になっていた。縄張り研究に携わる人の中には、主観という言葉を使われることを嫌う人もいる。いずれにしても、考古学的調査などによる傍証が重要なのは間違いない。

穴の掘られて年代が測定できるのはわかるとして、狩猟用の穴というのはどんな特徴を持っているのだろうか。

Posted by 向かうところ手品師 at 2006年10月16日 23:56
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