2007年04月04日

●途方もない作業

姫路城「石垣カルテ」完成 積み方や年代データ化(神戸新聞)
 世界文化遺産・国宝姫路城で、姫路市が四年前から手掛けてきた「石垣のカルテ(台帳)」づくりが、ほぼ完了した。石垣の積み方や造られた年代、危険度などのデータを記録し、崩落の際の復旧に役立てる。調査は、外堀の内側約二百三十三ヘクタールに及び、作成したカルテは千枚以上。石垣の形状から、羽柴(豊臣)秀吉が築いた城が、江戸期に築かれた西の丸に及んでいた可能性があることも分かった。

もともとは、石垣の崩落といった危険防止のデータベースのようだが、姫路城の石垣研究にも大きなデータとなるのは間違いない。姫路城ほどの大きな規模の城で、こういったことが行われたことは、ほかの城郭での実施といった応用にも期待してしまう。それにしても、1つ1つの石垣を丹念にチェックするという作業は途方もないもので、尊敬してしまう

Posted by 向かうところ手品師 at 2007年04月04日 22:30
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