2006年10月14日

●千軒に意味があるのか。

天正大地震の痕跡?杭など発見 長浜の琵琶湖底 地盤沈下で水没(京都新聞)
滋賀県長浜市下坂浜町沖の琵琶湖底にある下坂浜千軒遺跡で、人為的に打ちこまれた杭(くい)6本をはじめ、石材や立木根(枯れた株)など二十数点を発見したと、滋賀県立大の林博通教授(考古学)らの研究グループが14日、発表した。杭の年代分析や文献から、林教授らは「1585(天正13)年11月に起きて長浜城を倒壊させた天正の大地震による地盤沈下と判断できる」としている。

去年の夏に行ったが、すぐ近くに琵琶湖があり、「太閤井戸」の碑がある。ガイドブックには、「干潮時には姿をあらわす」などと紹介されているように、水際にある。実際見に行ったところ、碑の回りは草が生い茂っていて、最近は満潮時でも水没しないようだが。いずれにしても、城内にあった井戸が、琵琶湖に水没するよう内治にあったということは、琵琶湖底に遺構があるのは間違いないだろう。今回はその水没原因が確定したわけだが、今後は遺構の調査を進めて欲しいもの。

まずは、その杭がいったい何に使われていたか。それが気になる。

そういや、広島には草戸千軒町があったが、今回は下坂浜千軒遺跡ということで、千軒っていう言葉になにか関連性はあるのかな。

Posted by 向かうところ手品師 at 2006年10月14日 22:57
トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.hot-k.net/tawagoto2/mt-tb.cgi/407

コメント
コメントしてください




保存しますか?