2006年09月06日

●ついに来てしまった。。。

社会人野球のシダックス、今季限りで部活動停止(アサヒコム)
社会人野球のシダックスが今季限りで部活動を停止することになった。7日に東京都内の本社で記者会見し、休部か廃部かも含め、今後の方針を発表する。

 シダックス野球部は93年に創部。これまで都市対抗大会に7回出場し、03年には現楽天の野村監督のもと、野間口投手(現巨人)を擁して準優勝を果たした。日本選手権にも4回出場し、99年に優勝。04年にはベスト4入りした。今季は野村監督を引き継いだ田中監督が指揮を執り、活動を続けている。

     ◇

 〈昨年まで監督兼GMを務めた楽天・野村克也監督の話〉 試合前に志太勤会長から電話があり、「残念だけど廃部にする」と言っていた。非常に残念。選手が一番残念がっているだろう。社会人野球は大丈夫か。年々減っていく。言葉は悪いがプロの3軍的立場の社会人からドラフトで獲得する際は、育成料を払うなど何か手を打つ必要がないか、と感じる。
まさか、急にこの話が上がってくるとは。去年野村監督がプロ復帰の際にも、廃部の話があがったが、縮小することで活動を継続していたうえに、台湾から留学生を受け入れるなど、まだまだ存続すると思っていたのが、急転直下のこの決定はものすごいショック。。。やはり都市対抗予選敗退が影響したのだろうか。

今シーズンを迎えるにあたって、活動縮小で多くの選手が退部を余儀なくされた。さらに、多くの選手が選択をせまられることになる。来年の目玉であった森福や昨年も候補に挙がった中村などプロ入りのチャンスがある選手や、主力の何人かは引く手あまたであろうが、大きな岐路に立たされてしまうことになる。特に、今年入団したばかりの選手にとっては非常に厳しい。

藤澤・松岡両兼任コーチや上田、大江など廃部を経て移籍してきた選手も多い。今シーズン途中加入した大矢などは、サンワード貿易の廃部に伴い移籍したばかりである。

TDKの優勝という明るい話題やセガサミーの加入、クラブチーム結成ブームという明るい話題がある一方で、相変わらず廃部・休部の話は多い。野球人気を考えるのであれば、選手の供給源であり最近では受け入れ先にもなっている社会人野球のあり方について、プロ側も考える必要があるではないか。野村監督の談話にあるような育成料の支払いのような支援も考えねばならないだろう。所属チームに払うと弊害が生まれやすいので、連盟に一括支払いして加盟チームに分配するなどを考えた方がよいだろう。

Posted by 向かうところ手品師 at 2006年09月06日 23:49
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