2006年09月03日

●新幹線のおかげ?

金沢城・河北門二ノ門、規模が判明 50分の1縮尺図見つかる (北國新聞社)
金沢城河北門を描いた絵図が金沢市内の会社役員宅から見つかり、石川県教委金沢城研 究調査室が鑑定した結果、河北門の中心をなす「二ノ門」を五十分の一の縮尺で記録した 立面図であることが分かった。これまで確認されている百五十分の一以下の河北門絵図で は、石垣の高さや門の幅などは推測の域を出なかったが、この立面図に記載された寸法か ら正確な規模が特定できることになった。県は来年度から着手する河北門整備に絵図を採 用し、より忠実な復元を目指す。

新幹線開通にあわせて復元事業を始めている金沢城にとって、非常に大きな資料が見つかった。もちろん、城郭史研究でも非常に貴重な資料である。寸法が記入されているだけではなく、各部の意匠、金具の形状まで記されているというのは、なかなか興味深い。

こうした発見があるのも、復元事業、はたまた新幹線開通の副産物といえるのかもしれない。

Posted by 向かうところ手品師 at 2006年09月03日 22:54
トラックバックURL

このエントリーのトラックバックURL:
http://www.hot-k.net/tawagoto2/mt-tb.cgi/366

コメント
コメントしてください




保存しますか?