2006年07月23日

●危機一髪だったんだねえ。

姫路城天守閣に焼夷弾が直撃、不発 1945年7月(神戸新聞)
一九四五年七月の姫路空襲で、姫路城天守閣に焼夷(しょうい)弾が直撃したものの、不発だったために、炎上を免れていたとみられることが二十二日、当時、不発弾処理にあたった元士官の証言で明らかになった。天守閣の戦災被害は記録にはないが、元士官から手記の寄贈を受けた姫路市平和資料館は「これまで知られていなかった逸話」として、関心を寄せている。
姫路城天守を狙わなかったことを感謝、なんて思っていたけど、まさか焼夷弾が直撃していたとは。

やはり、日本の城が戦火を逃れたのは、奇跡的だったんだなと改めて実感。せっかく、明治維新の取り壊しを逃れて残っていた貴重な城の多くが爆撃によって焼失している。そんななかで、姫路城が残ったのは幸運という話だったが、強運がこれほどまでとは。

城という文化のないアメリカ人には日本の城のすばらしさが理解できないなんて話を聞いたけど、確かに理解していれば、貴重な文化財を破壊するんなんてことはなかっただろう。

Posted by 向かうところ手品師 at 2006年07月23日 23:27
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