2007年02月10日

●まあ、第一歩といったところ。

幻の屏風絵「安土城之図」、バチカンに「痕跡」確認(朝日新聞)
 16世紀に織田信長が狩野永徳に描かせ、天正遣欧使節がローマ法王グレゴリオ13世に献上した屏風(びょうぶ)絵「安土城之図」の手がかりを得るため派遣された滋賀県安土町の調査団(団長・若桑みどり千葉大学名誉教授)が9日、ローマで記者会見した。調査団は、1585年3月に献上された屏風が、その後少なくとも7年間はバチカン宮殿内の展示室「地図の画廊」に置かれていたことが確認されたと発表した。
痕跡だから、まだまだといったところだけど、やや前進か。ヴィンケの書簡と外交文書の2つによる確認だから、かなり確度は高い。とはいえ、1592年時点までの存在の確認だから、現物にたどり着くまではまだまだ先になりそう。

記事には、
>フランスのイエズス会士による1736年の文献に安土城の挿絵があることから
>屏風が外に持ち出された可能性も。現在もバチカンに残っているかどうかは不明という。
ともあるので、フランスへ調査が広げられるのか、気になるところ。

せっかくのニュースなのに、ビョウブログが更新されないのはどうなんだろう。もう1年近く更新されていないな。

Posted by 向かうところ手品師 at 2007年02月10日 22:30
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