2006年09月24日

●地層の博覧会?

大阪・難波宮跡 「夏の陣」焼土層など出土、南西に古代~近世の6層(読売新聞)
大阪市中央区の難波宮跡(7~8世紀)の南西で、宮殿造営や大坂城築城などで何度も谷を埋め立てる大規模な整地が行われていた状況が明らかになり、市教委が20日、発表した。大坂夏の陣(1615年)での焼土層も含む6層の地層が鮮明に確認でき、専門家らは「大阪の土地利用の実態を知るうえで貴重な成果」としている。

ここまで見事な地層は面白い。彦摩呂風に言えば、「地層の博覧会や~」ってとこか。

大坂城に隣接するNHKと資料館の入っているビルの地下には、難波宮跡が残っており、難波宮と大坂城の領域に重なる部分があるのは間違いない。石山本願寺もここに構えて、織田信長が攻略に苦労した。防御に適した立地をしているというのが伺える。

住宅整備に伴う発掘調査ということだが、どうするのだろうか。何らかの形で保存して欲しい。

Posted by 向かうところ手品師 at 2006年09月24日 23:27
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