2006年01月07日

●やはり、人災。

長野県の税務課職員、税金関連データ2,111件を記録したUSBメモリを紛失

自宅で作業しようとデータを持ち帰ったところ紛失したという、相変わらずのパターン。どうして、個人情報の伴うものを自宅へ持ち帰るのだろう。しかも、警察には届けたが、職場への報告は怠っていたと言うからあきれる。

>現在のところ、紛失したデータが第三者に流出した事実は確認されていない

というが、外部からの情報で発覚したのだから、情報提供者がなぜ知りえたのかを調査しないと、すでに、第三者に渡っている可能性だってぬぐえない。

もしかすると、残業代にうるさく、家に持ち帰って仕事をせざるを得ない状況が職場にあったのかもしれないけど、あまりにずさん過ぎる。最近のUSBメモリーはロック機能が付いているものも多いけど、その機能が付いていたのか、その機能を使っていたのかも分からない。こういう事態が相次いで、USBメモリーが使用不可にだってなるかもしれない。

個人情報の保護は、とにかく、個人情報を扱う人の意識の問題。これに尽きる。個人情報保護法を制定しても、過剰反応で不便さが出るだけで、一番重要な問題は解決されていないのが現実。

Posted by 向かうところ手品師 at 2006年01月07日 23:27
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