今日のたわごと
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2002/12/31 (火)  おおつごもり
2002/12/29 (日)  権利ってどうよ?
2002/12/28 (土)  売れないのは
2002/12/27 (金)  古本
2002/12/26 (木)  あてにならない?
2002/12/25 (水)  延滞続き
2002/12/24 (火)  延滞
2002/12/22 (日)  約束果たす?
2002/12/21 (土)  検索
2002/12/20 (金)  選定基準
2002/12/19 (木)  個人情報
2002/12/18 (水)  蔵書検索
2002/12/17 (火)  メール
2002/12/16 (月)  大ボケ
2002/12/14 (土)  システム障害再び
2002/12/13 (金)  司書殺し?
2002/12/12 (木)  システム障害
2002/12/11 (水)  つくづく思うこと
2002/12/10 (火)  趣旨説明


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12月31日(火) おおつごもり
今年ももう終わり。

初めて図書館職員になって貴重な経験をした。図書館学を学ぶのもいいが、やはり実践だと実感。ある意味、客商売だったりするし、ブッカーかけみたいな作業も現場でないと経験できない。

ブッカーかけ自体は高校でもやっていたが、普通の人はやらないだろうし。司書課程にも実習は組み込むべきではないかな。

それにしても1年間が早かった。
IT関連で働いていた3年間とは大違い。少年老いやすくというトシでもないけど。

12月29日(日) 権利ってどうよ?
2002/12/28 (夕刊フジ)
「入試問題作品、無断配信で仮処分申請」
入試問題に使われた作家が入試問題をインターネット上で無断配信され、著作権を侵害されたと訴えたそう。

産経新聞にもあったので、リンク
http://www.sankei.co.jp/news/021226/1226bun114.htm

入試問題へ使うのに著作権者への許可は要らない。それを2次配布する場合には著作権者への許可が要るということだが、ただ疑問もある。
以前から予備校は上位私大の入試問題と解答の速報版を冊子にして無料配布しているのは、なんで著作権侵害にならないのか。まあ、「インターネット=悪」という発想があるんじゃないかなあ。たしかに入手する範囲が広いことは広いが。

やっとこさ年賀状作成を開始。
なんかプリンターの設定を失敗しまくって、はがきが足りなくなった(ToT)
買い足しに行かなくては。

12月28日(土) 売れないのは
本が売れない理由として、新古書店が槍玉にあがる。でもそれは違うんじゃないかな。

ちょっと前が売れすぎてただけでしょう。
チーズがどこかいったり、地図が読めなかったり、そんな都合のいい話はそうそうないわけで。ハリポタは結構売れてるし。

そもそも活字離れがひどいとか言っておきながら、なぜ本が売れない理由がそこに行くんだろう。本を読む人が減れば、売れなくなるじゃん。不景気だよ。金無いよ。

個人的には古本屋に入るのは好き。今週は大学の授業がなかったから、何度か帰り道に古本屋のぞいて回った。「城破りの考古学」が安く手に入ってラッキー!!って感じだったし。

12月27日(金) 古本
回覧で回ってきた「大学出版」の秋号の巻末コラムの中に
中古本について面白いくだりが。
とりあえず、要約抜粋。

コロラド大学のボルダ−校のブックストアーでは、
新本の横に25%引きのユーズドブック(中古本)
が並んでいる。
日本と違い教員、学生、書籍部に認知されたシステムとなっている様子。

手にとって開いてみると、前の所有者の書き込みやマーキングが多い。
アメリカの大学教科書は500ページを超えるものが多いので、
効率よく読むために
重要点にマーキングのある本から売れるらしい。
ならば、
「成績優秀者の本は高く買い取るか」という質問にはノーという回答。


古本に対する意識がずいぶん違うなあ。
日本は古本自体の認知度は高い。大きい大学の周りには古本屋が立ち並んでいたりする。ただ普通の新本と並んで売られることはまずない。大学内の書店が生協であるのも関係するかもしれない。

ついでに言えば、書き込みやマーキングのある本の人気が高いのも驚き。
日本じゃあ、査定で間違いなく引かれるだろう。同じ古本ならきれいな方を選ぶな。でも、成績優秀者の買取価格が高いと面白いかも。野菜の生産者表示みたいに所有者表示をしたりして。

ひさびさにアップロードした。
書くには書いてたけどFTPするのをサボってた。(ーー;)
図書館のウェブサイトの更新が遅いのもこんな理由もあるのかな。
ということで細かい直しは追々しよう。

12月26日(木) あてにならない?
退勤時間になり片付けをしていると、1人の男性が入ってきた。3冊の本を普通に渡してきた。

「返却ですね。明日の処理になります」
「えっ?4時じゃないんですか」
「いえ、掲示出てたと思うのですが、閉室中なんですが…」
「昨日でおしまいだったんですか?」
「あの24日までだったんですが…」
「あっそうですか。分かりました。」(立ち去る)

あのさ、掲示見ようよ!

4階に来る階段の踊り場に閉室中って札が下げてあるじゃん。道をふさいで。ドアにも閉室って札下がってるし。

そもそも受け付けは閉室の15分前なんだけど。

結局、こっちがいろいろ掲示出したりしても利用者はそこまで気にしないわけで、利用者教育って難しい。

12月25日(水) 延滞続き
今日から閉室なので、データクリーニング業務に専念。そんななか、10分程度だったが、またもやシステムが止まった。開室中の箇所もあるので恐い

さて昨日の続き。

延滞者督促だが、送り方などシステム面にも気になる部分がある。
まずは送信間隔。1回目が返却日翌日で、その後1週間ごとなのはいいのだが、4回目と5回目の間の4週間は空き過ぎではないか。
さらに、督促請求3回目までであれば、延滞中でも本が借りられるというのも不思議。延滞中なのは貸し出し時に判明するので、口頭で返却のお願いはできるが、拘束力はないので利用者にとって切迫感はない様子。せめて、1日でも延滞したら借りられないようにしてもいいと思う。

あと機械的にEメールで送るのであれば、返却日の前日などにアラーとメールを送れるようにすれば、よっぽど効果的だと思う。貸出期間延長が可能になる3日前にまず返却期限の告知など、延滞を減らす工夫も考えるべきではないか。

12月24日(火) 延滞
今日は冬期休暇中、唯一の開室日。やっぱり人が来ない。しかも来る人はどちらかというと他学部生が多い。なんとも不思議。

特別なニュースもなし。

12月19日のTRC派遣職員の個人情報悪用問題について。
職員のモラル、情報の取り扱いこれが重要なのは当然。

合わせて気になるのが、延滞者への対応。7月からCD延滞しているのだから、ずいぶん長期間になっている。こういった延滞をどう解消するかも考えるべき。
学読図書の延滞は中央図書館が行う。やり方は、Eメールベース。返却日翌日に1回目、以後1週間ごとに送る。4回目の後は1ヵ月(4週間)後に送る。それでも返却されないと、各箇所対応の依頼が来る。Eメールが届かない場合は早い段階で来る。ただし、その送信先が大学から割り当てられたアドレスで、大学のシステム上の障害で送信不能の場合も同じ、利用者の責任という扱い。
気になる点がある。
Eメールベースというやり方は果たしてどうか?。システムで機械的に送れて便利だが、Eメールをみなが見るという前提は危険。しかも登録アドレスを携帯にしていた場合、ドコモではドメイン指定ではじかれるケースもある。大学のシステム障害で送れない場合、学生側の責任にするのもどうだろう。

12月22日(日) 約束果たす?
昨日の約束。
忘年会の後のカラオケでB'zとフェンスを歌った。
(._. )( _・)(・_・ )( ・_・)アレ?

12月21日(土) 検索
ACCESSをやっぱり勉強しようと思い、買うのは店だがその前に、アマゾンでどの本がいいか探そうと思った。ところが一苦労。

まず検索語をどうするか。
「ACCESS」?それとも「アクセス」?
これだけだとHITしすぎる。「ホームページアクセス向上・・・」とか、関係ないものがたくさん。バージョン入れれば何とかなるかと思い、2002に限定しようにも、スペースを入れるか入れないかで検索結果が違う。つまり6通りの検索をして、探さないと見落とすものが出てくる。

しかも、浅倉の大ちゃんのほうのaccessが必ずと言っていいほどHITする。そっか、コンサートツアーしたのね。写真集出したのね。

「googleでTOTOを検索するとどうなるか?」
以前、編集部で話題になった。便器?バンド?サッカーくじ?
もちろん、スペース入れてもう1語(前の3つのうちの1つ)付け加えれば絞るのは可能。ただし、付け加えた言葉が間違いなく使われている保証はない。

NHKのBSで放送されている「IT王選手権」では、この検索の難しさ利用した「検索ジャンケン」なるものが行われたそうだ。ものすごい有名人の名前(たとえば宇多田ヒカルとか)と別の有名人の名前を組み合わせてどれだけ、googleの検索結果を少なくするか。もちろんゼロは駄目。なかなか難しい。
「宇多田ヒカル 古今亭円菊」の3件が最小。
でもこれで1件増えるかも。

昨日がTMで、今日がaccessか・・・・・・じゃあ、明日はB'z?FENCE OF DEFENCE?(うわっマニアック)

今日は忘年会3連戦の2戦目。酔いが蓄積されている気が。。。

12月20日(金) 選定基準
ただいま、所蔵データのクリーニングをしているのだが、そのなかで「CAROL GRAFITI/TM NETWORK」を発見。コンサートツアーのドキュメントブックで、まだ堅気?の小室哲哉が拝める。家にあるが最近開けてない。

それにしても、所蔵されていることに驚いた。受け入れが89年(発売年)で、学内ではここにしか所蔵されていない。最近の小室哲哉がらみでの寄贈でもなさそう。リクエストなのか授業関連なのかはよく分からない。このほかにもいくつか不思議な蔵書があるのは確か。当時いた職員の好みや要望が色濃く反映されているらしい。

個人的にはこれを入れたらいいのにと思うものもあるが、類似書との比較で選ぶのには、それなりに個人的好みが強く出てしまうのであまり言わないようにしている。蔵書は、図書館や司書をそのまま表すから気をつけないと。
まあ、「あのころはマトモだったなあ」と懐かしみながら、時々眺めますか。

12月19日(木) 個人情報
2002/12/19 (夕刊フジ)
図書館CD借りたくて延滞者に返却督促

舞台は、東京都江東区の区立図書館。
派遣の図書館職員がCDを予約したが、7月から延滞していてまだ借りられず。
この職員の予約順は2番目だった。
そこで業務用端末から1番目の予約者の個人情報を引き出して、
その利用者の妻に成りすまし、延滞中のCDの督促を区立東陽図書館に依頼した。
ところが図書館で電話を受けたのが、その利用者本人。
区が調査したところ、江東図書館に派遣されていた女性職員が派遣元のTRCに自首した。

こんな内容。

しかしこんな回りくどいことしなくても、
堂々と聞けば良かったんじゃないか?
「予約してるけどなかなか借りられません。どうにかなりませんか?」とか。それができれば世話ないか。。。

結局個人情報の保護における最大のセキュリティーホールは人間だったりする。昔顧客管理していた頃は、処理した顧客は結構覚えてるんで、歩く顧客データと化していた。今でも名前を聞くと、思い出すこともある。そうそう栃木の付属校を取り扱った事がある。サブドメインとるのに、営業部から相談受けたから結構覚えてる。頭に記憶してしまったデータは消せないからねえ。

一応、この日記もそれなりに情報開示には注意している。リンクもこっそりと1箇所にしか張っていないし、具体的な名称は、ほとんど出してない。本当は自己紹介を載せといたほうがいいんだろうけど、書き方に悩むので先送り中。

12月18日(水) 蔵書検索
月曜のマジボケはめでたく解決した。ひと安心。

2002/12/18 (産経新聞朝刊)
「蔵書をネット検索 都内図書館専用HPで運用24日から」

24日より都内の公立図書館の蔵書がインターネットで一発検索できるウェブサイトが運用開始になるとのこと。
20区市町1143館でスタートし、来年3月までに約30館が参加し都内全域がほぼカバーされる予定。蔵書は2000万冊の国内最大級の蔵書検索システムになる。最数的には島嶼地区を除く全自治体の約370か所の蔵書検索ができるのを目指す。

というもの。

かなり便利なサービス。
これで、都内の図書館すべてでの広域利用ができれば言う事なしだけど。まあ閲覧できればある程度は助かるかな。

そうだ、今のうちに区立図書館の利用カード作っておこう。通勤、通学していれば資格はあるわけだし、退職(卒業)しても使えそう。

12月17日(火) メール
予算申請で入館システムの予算申請が却下された。
却下もさる事ながら、回答メールの文面が自分の社会人経験から見て、あまりに失礼なものでそちらに驚いた。どう考えても目上の人宛て、しかも業務上のやり取りのメールとは感じられなかった。宛名に「様」をつければいいというものでは無いんじゃないかなあ。予算関連の部署にいるという傲慢さかも知れない。

以前営業部と顧客対応でやり取りをしてた時、明らかに落ち度は営業部にありながら、責任者が逆切れのメールを送ってきてモメたのを思い出した。役職的には相手が上だったが、明らかに非があったということで、取締役が謝ってきたなあ。

自分自身も編集部にいた時ライターさんを怒らせてしまった。連載終了のお知らせで、こちらとしては丁寧な文章で送ったつもりだったが、先方の気に障ってしまった。文面を見てデスクと副編集長いわく「ビジネスメールとしては間違いないんだけど、ライターさんがシンパシーを感じるかどうか」業界的慣習とでも言うべきか。
同僚もライターさんを怒らせてしまっていたらしく、やっぱり普通のサラリーマンからの転進で、2人ともどうシンパシーを感じてもらえるようなメールができるか悩んだもんだ。お願いしている立場だからいろいろ気を使っているわけで、打ち解けたやり取りにするタイミングはホント難しい。

12月16日(月) 大ボケ
今日は大ボケをかまして少々凹み気味。
根本業務には支障は無いんだけど、、、ガックシ。

12月14日(土) システム障害再び
出勤してきたら、またもやシステム障害が発生してた。
今度は小1時間程度で復旧したが、本当に大丈夫だろうか。不安。今日処理したデータが結局反映されていなければかなりの致命傷。延長手続きができないからと直接カウンターにきた学生が1人いた。(おとといの障害のせいで)昨日も同じような学生が来たので、結構いるかもしれない。

12月13日(金) 司書殺し?
NIIのWebcat Plusはかなり便利。
自然語検索で国内の資料を検索できる。

今日、利用者から「前に借りた本のタイトルを忘れてしまったけど、テーマからわかりますか?」という問い合わせがあった。(貸し出し履歴が見られないようになっているので)
昨日のシステム障害で蔵書のキーワード検索が使えず、ここにはレファレンスツールがさほどないので中央図書館に行ってもらうしかないかと思ったが、「Webcat Plus」で探したところ、めでたく解決。
課題で使用した資料だったので、テーマを聞いてそのまま検索したら3番目にリストアップされていた。いくつかの本を紹介するのではなく、特定の1冊を探し出さねばならなかったことを考えるとかなり優秀。

逆にいえば、自分の調べたいテーマを入力して検索すれば、かなりの確率で発見されるということになる。
司書の業務であるレファレンスが不要になるかもしれない。

江戸時代、「千歯扱き」の出現で脱穀が簡単になった。そのかわり、脱穀の担い手だった後家さんの仕事が激減したそうだ。なんか重なるものがある。
くだんの「千歯扱き」はそんな事情から別名「後家倒し」と呼ばれた。
すると「Webcat Plus」は「司書殺し」か?

12月12日(木) システム障害
どうやら、帰った後でシステム障害があったらしい。
オンライン化は確かに便利だけど、こういうことがあるから怖い。
データが飛んでも気付かないケースもあるじゃないかな。

そういや、昔DB用のサーバーが壊れて、1日作業した顧客データがサーバーからすべて消えた事があった。
たまたま、デスクトップに作業データを吐き出していたんで復活できたけど、休日出勤したなあ。
そのデータ自体、操作ミスで吐き出してたものだから、ホント奇跡。
約2年間顧客データの管理してたから、データチェックは慣れた。自分で処理した顧客は名前を聞いて基本情報や対応履歴とかをDB見なくてもそこそこ思い出せたりする。(ファイルメーカーは随分使ったなあ。おかげでACCESSになじめなくて・・・)
そうは言っても、一度メチャクチャになったデータを再構築するのは大仕事。

そういや、悪名高い住基ネットのDBも一部消えてたりして。

12月11日(水) つくづく思うこと
学生証を見る機会が多いわけだが、女子学生の変わり方は凄い。
別人やん!
って思うこともしばしば。
たしかに、メイクの有無と髪の色で違う印象になるんだろうけど、やっぱり違うよなあ。。。
男子校育ちのせいもあるかもしれないけど、男とはやっぱり違う。
ホント、女の人は怖い。「出世」も早いし。

あんまり変わり過ぎたら、証明書の意味をなすんだろうか?

12月10日(火) 趣旨説明
図書館に関するよもやま話を日記風に語ります。